リハビリメイクの現場から

Vol.08 お母さんは家庭の太陽!メイクの力で子どもも元気に

フェイシャルセラピスト かづきれいこ

子どもの顔がパッと輝いた瞬間

リハビリメイクをしていると”この方にメイクをさせていただくことができて、本当によかった!”と、感謝の気持ちで胸がいっぱいになることがよくあります。

先日も、更年期障害で悩んでいらっしゃる女性が7歳になる男の子を連れて、私のサロンにメイクを習いにいらっしゃいました。

 

「子どもを1人で留守番させるのが心配で、連れて来てしまったのですが、大丈夫でしょうか?」とお母様。

 

「もちろん、かまいませんよ」と笑顔でお迎えしましたが、お子さんはずっと下を向いたままで、私とは目を合わせてもくれません。お母さんがメイクをしている間も、全然関心がないようすで、一心不乱に持参してきたゲーム機で遊んでいました。

 

ところが、メイクが終わって、お母さんの元気な顔を見たとたん、その子の顔がうれしそうにパッと明るく輝いたのです。血色がよくなったお母さんと同じかそれ以上に、みるみるうちに頬に赤みが射していくのがはっきりとわかるほどでした。

 

それからはゲーム機を放り出したまま、母親にまとわりついてずっとおしゃべりをしていました。お母様も本当にうれしそうで、笑顔でお子さんの相手をしている姿は、さまざまな不定愁訴に苦しめられているようには見えないほどでした。

母親の元気は必ず子どもに伝わる

お母さんはやはり、家庭の太陽なのですね。

サロンにやってきたときとは別人のように楽しそうなその子のようすを見ていると、つくづくそう感じました。

 

それまで口には出さなかったかもしれないけれど、母親の体調が悪くて暗い顔をしがちなことを寂しく感じていたのでしょう。ずいぶん心細い思いもして、その子なりに母親に甘えるのは遠慮していたのかもしれません。

 

メイクとは、取れば消えてしまうはかないものですが、時と場合によっては信じられないような大きな力を発揮します。メイクでお母さんが元気になれば、子どもも元気になる。この仕事をしていてよかったと心から思えたひとときでした。

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