リハビリメイクの現場から

Vol.12 外観が元気になると、心も体も元気になる。 心の安定にも、メイクは有効です。

顔が気になる日は心が暗い。心が暗いと体がつらい・・・。だれもが感じたことが1度はあるはずです。
それって感覚的なものでは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ここでメイクと心と体のつながりに関する調査データを1つご紹介しましょう。
 

のぼせや多汗、顔のほてり、むくみをはじめとする更年期症状を持つ45~56歳の女性を対象にご自身の見た目の満足度や更年期障害の症状の変化を調査しました。
2回の講習の後、メイクを続けていただき、一定期間ごとに見た目の満足度、更年期症状がどう変わるのかを調査し続けました。ほてりや冷えのぼせを改善し、化粧くずれしにくくなるかづきマッサージ、イエローファンデーションで赤みをカバーするなどを続けたところ、1年後には見た目の満足度が大幅に改善され、さらに更年期症状が緩和されたという結果がでたのです。(詳細は下のグラフを参照)
メイクの力が確かに心も体も元気に変えたことが数値的にも証明されました。
 
朝、メイク後に鏡を見て満足のいく顔が出来ると積極的に行動できるようになり、気持ちも前向きに変わってきます。つらい症状に苦しんだり、後ろ向きな気持ちの時こそ、メイクの力を借りてみませんか?

「かづきメイク」や「デザインテープ」の効果は数値でも実証されています。

【更年期症状を有する45~56歳の女性9名を対象に2回のメイク講習受講、1年間セルフメイクを行なっていただき、リハビリメイクの効果を調査しました。】
主な更年期症状:のぼせ、多汗、睡眠障害、肩こり、いらいら感、むくみ、無気力、憂鬱、疲労感など

|| 見た目に対する自身の満足度(VAS 値)の推移

リハビリメイク受講後に上昇。メイクを続けていくことで数値は安定し、見た目の満足度が大きく改善されました。
 
見た目に対する自信の満足度(VAS値)の推移 
●リハビリメイク導入前 33.6
●リハビリメイク導入360日後 62.3(+28.7up)

見た目を評価する評価法としてVisual Analog Scale(VAS)を用い、0を「非常に不満」・100を「非常に満足」として計測。

|| クッパーマン更年期障害指数の変化

1年後には重症だった4名が1名に減り、軽症が増えている。被験者の悩みとして多かった汗やむくみがかづきマッサージによって解消されたことなどが心理的にも改善につながった。
 
クッパーマン更年期障害指数の変化 
● 中等症以上 67%→ 22%(360日後)
● 軽症    33%→ 78%(360日後)

多くの婦人科で使用される更年期障害の重症度を数値化する指数(スケール)を用い、リハビリメイク導入前(0日)、10日後、2週間(14日)後、1ヶ月(30日)後、半年(180日)後、1年(360日)後それぞれの症状をチェック。

リハビリメイクを受診されたい方へ

提携医療機関およびREIKO KAZKIサロンにて定期的に実施しております。
完全予約制となりますので、詳細は各機関にお問合せください。

リハビリメイクのご相談・開催拠点
医療関係者の方へ

リハビリメイクの効果をより明確に提言するため、患者本人の主観評価を測るスケールを用い調査を行っています。症例数4,567名(2020.12末時点)におよぶデータを集計し、これを元に様々な科で発表、論文執筆を行っています。

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